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肩ひじ張らぬ
実家で就学していない姪と甥と遊んだ
徹夜明けで眠い眼を擦りながら感じたことは、子どもはいつも裸足でいるなぁということ
裸足でかけっこ、竹馬をしている姿はあどけなく、かわいらしい
世間に対していつの間にか濁ったフィルターと色眼鏡を
デフォルト装備するようになった私からすると、
子どもたちの純粋さは眩しい
自然体で遊ぶ姿は、タテマエのミルフィーユ状態で身動き取れない大人とは違って、
身軽で心と体にバネが仕込まれているのかと思うほど良く弾む
なるほど、裸足でいる感覚は、肩ひじ張らぬ自然体の感覚を養うのに必要なことなのかと
子どもたちの姿から発見する
多くの大人は、成長の過程で安全や衛生上の理由から靴を履くようになり、地面から遠く隔たれた足裏の皮膚を意識しなくなり、足裏をセンサーにして大地を掴む感覚が乏しい
幸い私自身は習い事で裸足になる機会がある
裸足になることは大地との繋がりを感じさせてくれ、安心をもたらしてくれる
裸足になり、帯を締め、肚から声を出す。
安心感から自然体というものが生まれるのだな、と勝手に合点する
子どもたちの自然体と通じるものを自分の中にも幾らか見つける
そんなことを思っていると、社会の中で肩ひじ張っている自分が妙におかしく、
子どもたちのありのままの姿に自然体のカッコ良さを感じて面白くなった