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幻の蝶
6月に入り梅雨の時期になりましたね。梅雨の時期は、気温が不安定で、寒暖差が激しくなりますので体調など崩さないように気をつけて過ごしてくださいね。
さて、先日のことですが国営アルプスあづみの公園に生息している幻の蝶と呼ばれる蝶を見に行ってきました。
その蝶はオオルリシジミという蝶です。小さくて可愛い蝶で、はねを広げたときに見える瑠璃色がとっても美しいです。
絶滅危惧種で数が少なくなっており安曇野市では天然記念物にされています。
1年に一度だけ成虫が出現する蝶で、5月中旬~6月中旬に現れます。
この短い期間にしか見れない蝶で、生息している場所も限られているのでとてもレアな蝶なのです🦋
娘がオオルリシジミが好きなので、毎年この時期になると蝶の観察に行きます。その日は3〜4匹しか見つけられませんでしたが今年もその姿をお目にかかれて満足して帰ってきました。
オオルリシジミの幼虫はクララという植物のつぼみと花しか食べないそうです。
オオルリシジミの食草である「クララ」がないためにオオルリシジミが生息地を拡大・移動することができない状況となっており食草クララを移植する活動もされているようです。
オオルリシジミの生息範囲が広がっていき、いつか家の近くでも見れるようになったら嬉しいなと思います。