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チャレンジの夏🌻
こんにちは。薬局のスタッフです。
ようやく梅雨が明け、夏の暑さも本番となりました。
さて、今回は私の山女日記です。
7月下旬、私は北アルプスの槍ヶ岳に登頂してきました。
標高 3,180 m の槍ヶ岳は、北アルプスを代表する人気のとんがりピークの山で、
山に興味のない方でも、その美しいフォルムを写真や映像で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
登山を始めた頃から抱いていた、「いつかは槍!」という憧れは次第にふくらんでいき、
年齢を感じる最近は、体力があるうちにチャレンジせねばという思いにかられるようになりました。
一昨年、昨年は登頂を計画し準備をするも、長雨と台風により断念。今年こそはと念願のチャレンジでした。
槍ヶ岳山頂を目指すルートはいくつかありますが、今回選んだのは上高地からの「槍沢ルート」でした。
多くの登山者が歩くポピュラーなルートで、頂上直下まで険しい所や危険個所はありません。
ただ、長い長い距離を歩かなければ山頂を見ることができない、ガマンの道となりました。
そしてついに目の前に堂々とした槍の頂上が現れたときは感動的でした。
槍ヶ岳頂上直下にある槍ヶ岳山荘に大きなリュックを置き、ヘルメットをレンタルして、いざ出陣!
槍の穂先 ( 槍ヶ岳山頂付近の通称 ) ではシーズンピーク時には登山者で混み合い行列ができるほどですが、
今回は梅雨明け宣言が出る前だったせいか、ラッキーなことに混雑はなし。
頂上部は全体が急斜面の岩場で、ハシゴとクサリを使って全身でよじ登らなければいけません。
登りだしてすぐ下界が目に入ると、その高度感から「怖い、どうしよう、もう戻れない」という恐怖感に襲われました。
しかし、進むほかに道はありません。両手両足を使い一歩一歩踏み出して登ること30分。
あこがれのてっぺんに登り着いたときは、涙がにじんできました。
そこには360度の大パノラマが広がっており、自分の足で登った者にしか見ることができない景色でした。
一緒に登った仲間と喜びを分かち合った瞬間でした。
こうして私は念願の「槍」へのチャレンジを無事果たすことができました。
みなさんもこの夏、何かにチャレンジしてみませんか!